
坂を下れば、すぐ富戸港。海から吹く風が、斜面を駆け上がります。
祖父が選んだ斜面。陽がよく当たり、雨は下へ抜けていきます。
落ち葉と下草が積もり続けた二十年。その土から、再生を始めました。
祖父が拓き、母が守り、私が戻す。同じ一枚の畑です。

静岡県伊東市に生まれる。実家は民宿だったが、バブル崩壊後に廃業。荒れた実家と畑から目を背け、二十年間、故郷を離れた。ある日、子どもを連れて帰省し、変わらぬ原風景に胸を打たれる。現在は会社員として働きながら、週末に畑へ通う二拠点生活。専業農家ではなく、農業の経験もない。だからこそ、AIとSNSを使い、開墾から出荷までの全過程をそのまま記録して、毎週公開している。Instagramでの発信は55話を超え、フォロワーは2万人。
祖父は、戦争を生き延びた後、この荒れ地を拓きました。しかし、二十年の歳月で畑は再び山へ。それでも母は、みかんの木を守り続けました。この畑に残るのはみかんだけではありません。祖父と母が重ねた時間が今も土に息づいています。
私が受け継ぐのは、その続きです。

収穫できる数が限られるため、数量限定でのお届けとなります。
みかんを通じて、この挑戦を応援していただけたら嬉しいです。